「姨捨の棚田」
フォトツーリズム
長野県千曲市との協働

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<目的>
農水省「農村共生・対流総合対策事業」を発端とし、長野県千曲市を起点とした「都市と農村の共生」の促進プロモーションにおいて、『フォトツーリズム』をコンセプトに、旅と写真の親和性・相乗性をクロスメディアで発信。
日本のふるさとのシンボルである「棚田」に着目し、フォトスポットとしての価値訴求、フォトコンテストでの接点づくりと観光素材発掘、およびメディアPRと、現地撮影ツアー動線など多面的な訴求を展開。

<取組概要>
旅と写真の持つチカラに着目し、写真による町おこしとして、「ここに撮りにいきたい」と思わせること、また地元の方にも「こんなにいい所がある」と発信していただくための新たな訴求軸『フォトツーリズム』を提唱し、モデルケースとすることで観光促進を図る。
具体的には、「棚田」を1つのシンボルとし、フォトスポットを示したガイドやマップ作成とフォトガイドの育成、また写真愛好家をモニターツアーにより誘致し、フォトスポットの検証と開発を両輪で行ったうえで、長期間かつ、参加条件不問、多部門構成のフォトコンテストを開催。応募フォトを独自媒体で発信しつつ、展示会での接点作りをし、現地送客へつなげるよう設計した。

<特色・独自性>
「フォトツーリズム」の特色とし、下記の視点で全体をコーディネート。
●視点1「ファインダー」:地域の魅力を発掘する(地元・観光客を含めたフォトコンテスト等)
●視点2「フォーカス」:観光素材にテーマ付与し、コンテンツとして訴求・企画化する
●視点3「シュート(シャッター)」:現地でこそ味わえる体験・テーマ型観光を具現化する

<具体的な取組・施策>
・露出実績:新聞広告15d、写真専門誌「フォトコンライフ」(全国書店、増刷をSAにも設置)
・制作物:広域マップ・棚田中心部マップ、姨捨の棚田ガイドブック、フォトコンテスト告知チラシ、ホームページ
・モニターツアー(5月田植え期・9月収穫期)
・フォトコンテスト応募数(全8部門計):2015年度422点、2016年度393点

※企業参画:旅行造成でクラブツーリズム社、写真関連でカメラのキタムラ社